長命草とは

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長命草はセリ科カワラボウフウ属の常緑多年草で、和名を「ボタンボウフウ」といいます。

牡丹のような形をした葉をしており、7~9月ころには白い集合花を咲かせます。

海岸の断崖や、沖縄や奄美諸島特有のサンゴ石灰岩でできた岩場などに自生しています。

厳しい太陽の日差しと強力な潮風を浴びながら育つため、ビタミン類をはじめ、ポリフェノール、カロテン、ミネラルなどが豊富に含まれています。

ポリフェノールは蕎麦などに含まれるルチンと、コーヒーなどに含まれるクロロゲン酸を含んでおり、高い抗酸化作用を発揮します。

長命草のポリフェノール含量はブルーベリーの約4倍、ゴーヤの約7倍といわれています。

またカロテンやビタミンEにも抗酸化作用があるため、強力に紫外線などの活性酸素を除去する効果が期待できます。

ビタミンCのメラニン生成を抑制する働きや潤いを保つ働きと、抗酸化作用によって美肌効果やエイジングケアにも有効であるといわれています。

長命草には血流改善作用があり、内側から体を整えることによって毛穴を改善する効果も認められています。

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