徳之島は鹿児島市から約480キロ南西の奄美諸島の中部に位置する、面積247.85㎢、
周囲およそ80㎞の小さな離島です。
古くから琉球と薩摩の影響を受けた独自の言葉や文化が存在しています。
気候は沖縄諸島と同じく亜熱帯性気候に属していて、本土に比べて1年を通して温暖で、過ごしやすい環境が特徴です。
島では年間を通した温暖な気候を生かしさとうきびを主な作物として、ばれいしょやショウガなどの野菜や、たんかん、マンゴーなど果物の生産も盛んにおこなわれています。
長寿の島としても有名で、長寿世界一となった本郷かまとさんや泉重千代さんが生まれ住んでいた島でもあります。
豊かな自然や過ごしやすい気候から、稀少な動植物や徳之島固有の生物が生息していることなどから、「奄美・琉球」世界自然遺産登録候補地の1つとなっています。